【弘前市】6/21に、高岡の森弘前藩歴史館に隣接する高照神社馬場跡で、日本古来の伝統武芸である流鏑馬が開催されました。刀や槍による馬上武芸も!
2025年6月21日(土)に、高照神社で流鏑馬が開催されていました。
流鏑馬(やぶさめ)は、疾走する馬上から鏑矢で的を射る日本の伝統的な騎射の儀式です。武士の鍛錬として始まりましたが、現在は神事や祭りとして奉納されています。
神事に使われる白い馬は、神馬(しんめ)と呼ばれます。神馬は神様の乗り物として神聖視され、神社に奉納されたり、祭事の際に登場したりします。この馬は神白という名前で、瞳の色も白い非常に珍しい馬です。神秘的ですね。
流鏑馬の騎手は、一般的に射手(いて)または射手(いてしゃ)と呼ばれるそうです。鹿の皮を巻いた衣装も素敵ですね。これは 狩装束(かりしょうぞく) と言い、武士が山野に狩する時や流鏑馬の時には、この姿に扮しました。
流鏑馬は、馬を走らせながら的を狙い、矢を放つ武芸である為、射手には高度な技術と集中力が必要です。矢が的を貫く瞬間です! 見事的中!
流鏑馬の後には、刀や槍による馬上武芸が行われました。疾走する馬から標的を一瞬で真っ二つにする武芸は、流鏑馬同様に迫力があります。
こちらの騎手は、侍烏帽子(さむらいえぼし)に、紫色の直垂(ひたたれ)姿の武士装束を身に纏い、優雅な武芸を披露してくれました。
武芸の後は、馬と射手と撮影会もありました。とても素晴らしい流鏑馬と武芸を披露していただき、ありがとうございました。神馬も、とても美しかったです。来年の流鏑馬も楽しみですね!
高照神社では、2025年7月1日(火)よりクラウドファンディングが始まります。 歴史的・文化的価値を持つ社殿を守る活動に参加してみませんか?
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