【弘前市】作品を気軽に見れる・作家さんと話せる・立ち寄りたくなる展示が開催中!

作品展・展示会といえば、アトリエやギャラリーに行って見るもの。ちょっとだけ見たいけど、作品展に行く機会はあんまり・・という方に朗報です!気後れせずに行きやすい作品展がヒロロで開催中です。

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その名も「room.summer terrace in Hiroro」。テラスという名前がついているだけあって、展示場所はなんとヒロロ1階のお好み焼 道とん堀 弘前駅前店側にある屋根付きのピロティ。そう、なんと屋外で作品展が開催されているんです!会場に入るための扉もないので、ヒロロでのお買い物ついでや、お散歩がてらにと気軽に見れちゃいます。こんな作品展見た事ない!

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ヒロロの地域貢献を目的とした取り組み「ヒロロアートプロジェクト(津軽の文化・伝統工芸の魅力発信企画)」で2020年に開催した工芸展からのご縁で開催が決定したそうです。企画されたのは、木工作家 大湯建太郎さん、陶芸家 佐藤学さん。コンセプトは「使う人と作る人がお互いに楽しく、豊かな生活を送っていく」。

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大湯さんにお話を伺うと、「コロナ禍になり今まで当たり前だった事が変わってきた。コロナ前の生活に戻ることができたら嬉しいけれど、マスクが当たり前になったように、新しい変化が起きてくる中でも今あるものを大切にした、これからの生活のしかたを提案したい。」と話してくださいました。

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こちらは、陶芸家の佐藤 学さんの作品。佐藤さんは津軽千代造窯で作品を作られています。今回の展示では津軽千代造窯の展示にはあまり出さないというモノトーンの新作が展示されています。佐藤さんは「料理やお菓子を乗せて完成する作品として、飾る為の陶器ではなく使っていただけるように、あえてモノトーンにした。」と話してくださいました。佐藤さんは以前にヒロロで電動ロクロ体験の講師も勤められていた方です。今回の作品展では、ろくろ体験された方々の作品の引き渡しも行われています。

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お二人の他に参加されているのが、注染作家 内藤早苗さん・漆塗作家 小松阿維さん。

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内藤早苗さんは、「可愛くて ちょっと狂った」をテーマに伝統染色技法 注染による手ぬぐいを制作されています。今回は作品のみ参加されています。風に揺れる手ぬぐいが、とても涼しげでした。

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こちらは、漆塗作家 小松阿維さんの作品。小松さんは主婦業の傍ら、作品を作っていらっしゃいます。今回の作品展では足かけ10年かかったという作品も展示されていました。一般的な漆塗作品だけでなく、乾漆という麻布や紙を何層にも重ねて作られる作品も。同じ漆でも質感や光沢が全く違うのに驚きました。

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作品展は、2021年8月29日(日)まで開催中です。作家さんに直接お話を伺う事もできる素敵な作品展です。あなたの暮らしを彩る出会いがあるかもしれません。ぜひ、お立ち寄りください。

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