【弘前市】旧藤田家別邸和館では、日本庭園を眺めながら抹茶を一服することができます。お抹茶点て体験も実施中です。
こちらは、上白銀町にある藤田記念庭園です。
旧藤田家別邸和館では、抹茶を一服することができます。旧藤田家別邸和館は、昭和12年板柳町に藤田謙一の本宅として建てられたものを、昭和36年に現在の場所へ移築したそうです。
室内は屋久杉の一枚板や沓脱石など吟味されたものが使用されているそうです。こちらは、和館の和室です。掛け軸など、伝統的な調度品が飾られています。
和室には、障子から、柔らかく優しい自然光が差していました。淡い「光」によって生み出される仄暗さや陰影は、日本建築ならではの美しさを感じます。和室から眺める日本庭園も、趣がありますね。
庭を望む奥座敷周りには、1間幅の広縁をめぐらす設計がされています。縁側からは広大な藤田記念庭園を眺めることができます。
抹茶は一服500円(税込)、梅と小槌の可愛らしい和菓子が付いていました。落雁というこの和菓子は、粉類に砂糖を混ぜ、蜜などを加えて木型に入れて押し固め、打ち出すことで作られます。個性的な和菓子は、見るのも楽しいですね。抹茶は、口当たりが良く、豊かな芳香がありました。抹茶と和菓子は相性が良く、調和した味覚を楽しめます。
自分で抹茶を作る、お抹茶点て体験(お一人様1000円、税込)も実施されています。お抹茶についてや茶道の歴史などを学びながら、自分で抹茶を点てるのも楽しいですね。日本庭園を眺めながら、抹茶を一服してみませんか?
藤田記念庭園はこちら↓