【弘前市】えっ!これを作ったのは学生!?スタディカフェ ぽんよう!
えっ!これを作ったのは学生!?スタディカフェ ぽんよう!
紙漉町にあるスタディカフェ「ぽんよう」。スタディカフェとは、普通のカフェとは違って、決められた料金を払えば長時間居られるスタイルのカフェの事を言います。一般的なカフェはドリンク一杯で長居をするとあまりいい顔されませんが、Wi-Fiやコンセントも完備され長時間利用できるので、図書館や塾の自習室じゃ堅苦しいという方にピッタリな場所なんです。2021年5月10日にオープンしました。
実は運営しているのは弘前大学の学生団体@ぼくらしnextの学生達。メンバーの佐藤多恵さん・佐藤萌野さんにお話を伺いました。
「このカフェは2020年の年末に構想が浮かびました。きっかけは、学生がアルバイト後や講義が終わってから勉強しようとすると、大学施設や図書館は早く閉まってしまうので、大手チェーン店やファミリーレストランなどを使う事が多かった。集中して勉強するには、安心して勉強できる場所とは思えなかった。勉強は夜遅くまでかかる事もあるし、安全に過ごせる場所を作りたかった。」と話してくれました。
利用者は学生だけではなく、社会人や中高生も受け入れているそうです。実際に取材日には高校生も利用していました。営業は月曜と木曜の夕方以降だけに限っていますが、大学がオンライン授業に切り替わると、通信環境などで家で授業を受けれない学生の為に曜日や時間も柔軟に対応し営業しています。
自身も学業をこなしながらの運営は大変なのではと伺うと、「自分達も勉強しながら運営している。学生が一歩を踏み出す機会の創出という団体のテーマにも貢献できるし、新しい人脈も作れるので自分達にとっては一石二鳥の感覚。とても楽しいです。」と笑顔で話してくれました。
店内には学生が作ったオリジナルトートバッグなどのグッズも販売されています。今後はイベントなども開催していくそうで、次回は6月12日(土曜日)13:00〜 弘前大学 医学部学生でありながら、ダンサーやライバーとしても活動している”さえ吉”氏をゲストに迎え「自信のつけ方〜自分のことは私が1番認めてる〜」というテーマで講演が予定されています。参加は予約制(第37回街ナカゼミ 参加申し込みフォームよりお申し込みください)学生が創り上げた新しいスタイルのカフェへ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ぽんよう はコチラ↓(21世紀型集会所indriyaの建物を利用しています)