【弘前市】10/10~11/3まで、弘前大学で、第2回縄文土器・土偶作品展 田野紀代子氏作品展が開催中。10月17日(金)〜19(日)は、第24回弘前大学総合文化祭!

縄文土器展 2025年10月10日(金)~11月3日(月・祝)10:00~16:00まで、弘前大学北日本考古学研究センター企画展 第2回縄文土器・土偶作品展 田野紀代子氏作品展が開催されています。入場は無料です。

縄文土器展 八戸市風張遺跡出土の合掌土偶(国宝)や弘前市十腰内2遺跡出土の猪形土製品(重要文化財)をはじめ、田野さんの製作した作品が展示されています。

縄文土器展田野さんは縄文土器や土偶の製作に取り組み、粘土の採集から縄文土器に用いる縄や赤色顔料の製作、野焼きにいたるまで携わっています。(上が田野さん制作の土器。下がモデルとなった実物の写真)

縄文土器展青森県八戸市風張遺跡から出土した合唱土偶。田野さんの製作した土偶は、実物を忠実に再現しています。土偶の髪の装飾や表情に特徴があり、合唱する姿は当時の信仰心を表すものでしょうか? 様々な憶測を生む土偶です。

縄文土器展他にも出土した土偶をモデルに、田野さんが製作した様々なレプリカが展示されています。縄文晩期前葉(約3000年前)の遮光器土偶は、表情が個性的で身体表現に特徴があります。造形美から縄文人の感性を感じますね。

縄文土器展会場では、田野さんの縄文土器や土偶の製作風景が上映されています。野焼きの様子からは、縄文人達がどのように土器を焼いていたかを考察することができます。

縄文土器展こちらは、岩木山麓の北西部に位置する清水西森遺跡から出土した実物の土器です。2017年2018年度に弘前大学が行った遺跡調査から、弥生稲作の北限を更新したそうです。

縄文土器展企画展の他、高橋啓一コレクションなど、考古学的価値のある貴重な資料も観ることができます。会場は、弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センター展示室(総合教育棟2階)です。この機会に、第2回縄文土器・土偶作品展 田野紀代子氏作品展に行きませんか? なお、10月17日(金)〜19(日)まで​第24回弘前大学総合文化祭が開催されます。

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