【弘前市】清々しい皐月の高照神社です。津軽信政を祀る高照神社では、文化の「守人」を募集! 重要文化財保存の為にクラウドファンディングが始まります!
清々しい季節になりましたね。こちらは、新緑の美しい皐月の高照神社です。青森県弘前市に鎮座するこの神社は、弘前藩4代藩主・津軽信政の廟所に始まり、信政と共に初代藩主為信を祀っています。
鳥居を潜ると、陸奥弘前藩津軽氏の家紋である津軽牡丹を身につけた馬の彫像が。信政の愛馬でしょうか? 2025年6月21日(土)には、高照神社馬場跡で流鏑馬が開催される予定です。
高照神社の手水です。自然の情景を生かした石苔の手水は、趣がありますね。
5月中旬頃の神殿は新緑に囲まれ、遅咲きの八重桜が美しく咲いていました。
江戸時代に建設された高照神社は、HIROSAKI Heritage(弘前で見るべき100の建築)に登録されています。吉川神道に基づく独特な社殿構成で建造され、全国的にほとんど類例がなく、近世神社建築の展開の一端を示すものとして高い価値があるそうです。
本殿や拝殿及び幣殿は、地方的特色を具備した遺構と言われています。本殿に飾られた花と狛犬の装飾は、細部も優れていますね。
これらの重要文化財建造物の保存の為に、現在、高照神社「守人」プロジェクトが行われています。その一環として、クラウドファンディングが開始されます! クラウドファンディングは、文化財の健全性を取り戻し、その本質的価値を適切に保存して次代へ継承していくことを目的としています。高照神社の「守人」として活動してみませんか?詳しくは、ホームページを参照してください。
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