【弘前市】ノスタルジックな温泉街、大鰐町の神岡山大圓寺(大円寺)を参拝しませんか？ 大円寺では、大日如来と不動明王が祀られています。

こちらは東北三十六不動尊霊場の第十四番札所で、大鰐町にある真言宗のお寺神岡山大圓寺です。津軽では「大鰐の大日様」として篤い信仰を集めている名所です。

大円寺は、朱色の仏教建築が美しい寺です。特に山門は一際目立つ存在となっています。山門は俗世と仏様の聖域を分ける境界線としての役割を持っているそうです。

山門の左右に立ち、聖域を守る存在が仁王様。正式には金剛力士と呼ばれ、仏法や伽藍を悪霊から守護しているそうです。大円寺の仁王様も威風堂々としていますね。

こちらが本堂。中には国指定重要文化財の大日如来像が祀られています。お札やお守り、おみくじなども数多く授与されています。

本堂の隣には、不動明王、観世音菩薩、弘法大師が祀られています。ぼけ厄除不動尊という立派なお不動様です。

境内には石の仏像達も並んでいます。各仏像にそれぞれ違った表情があり、穏やかな表情には、癒されるような心を洗われるような気がします。

大円寺の向かいには、平川を渡る朱色の橋「中の橋」があります。周辺は温泉街となっており、ノスタルジックな気分を味わえる場所です。平川を囲む豊かな阿闍羅山では、冬季は大鰐温泉スキー場がオープンし、毎年多くのスキーヤーで賑わいます。

弘前市からは、JR大鰐温泉駅と弘南鉄道大鰐線大鰐駅へ列車が運行しています。弘南鉄道では、乗車券に温泉入場券がついた「さっパス」など、お得なチケットも販売されています。なお、2025年12月6日(土)～2026年2月28日(土)まで津軽七雪こぎん灯篭列車が運行しています。大鰐町の大円寺へ行ってみませんか？

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