【弘前市】9/28まで、弘前市立博物館で「ヤーヤドー!弘前ねぷたの今と昔」展開催中。常設展では、縄文土器から藩政時代、近代までの資料を展示。
2025年8月1日(金)〜9月28日(日)まで、弘前市立博物館で「ヤーヤドー!弘前ねぷたの今と昔」展が開催されています。
江戸時代から現代まで続く弘前ねぷたの歴史について紹介されています。幕末に描かれた現存最古のねぷた絵の他、竹森節堂などの昭和の名絵師、平成のねぷた絵、古写真など幅広く展示されています。
この2作品は、幕末に小島左近によって描かれた作品で、現存する最古のねぷた絵だそうです。
明治、大正時代のねぷたの写真です。当時の様子を知ることができる貴重な資料です。当時は7日(なぬかび)に、ねぷたを川に流していたそうです。現在では、ねぷたまつり終了後に河川敷でねぷたを燃やす「なぬかびおくり」が行われています。
弘前ねぷたの絵師の中で、名人と語り継がれる竹森節堂が描いた、ねぷたの下絵です。
竹森節堂が使用した道具類です。節堂は日本画家としての確かな技量に加え、研究熱心で、三国志や水滸伝などの版本や、浮世絵の構図をねぷた絵に巧みに取り込んでいたそうです。
常設展では縄文土器から藩政時代、近代までの資料が展示されています。こちらは、旧制弘高の学生用の机と椅子です。
会場は、弘前公園内にある前川國男設計の弘前市立博物館です。「ヤーヤドー!弘前ねぷたの今と昔」展を鑑賞しに行きませんか?
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