【弘前市】8月16日でお盆も終了。西茂森町の禅林街の黒門通りと赤門通りでは、お墓参りに訪れる多くの人の姿がありました。
2025年のお盆は、8月13日(水)〜8月16日(土)までです。皆さんは、お墓参りには行かれましたか? こちらは弘前城の南西、風水でいう裏鬼門の方角にある禅林街の長勝寺です。
長勝寺は、津軽家の先祖代々の墓がある旧菩提寺(ぼだいじ)です。境内には、本堂・庫裏(くり)、三門、御影堂(みえいどう)、津軽家霊屋(たまや)など、さまざまな国の重要文化財があります。
津軽一円から集められた33の曹洞宗寺院が立ち並ぶ通りには、お盆の初日から多くの参詣客が訪れていました。
各寺の本堂や仏殿には、先祖供養の為に多くの花が手向けられていました。墓地では花や線香を供える姿や、手を合わせて先祖を供養する家族連れの姿が多くありました。
長勝寺構え(上寺通り)と称される禅林街の入口である、黒門。 貞享4年(1687)以降に建造され、 弘前市指定有形文化財に指定されています。
こちらは黒門の手前にある耕春院構え(下寺通り)の入口、赤門です。赤門から先には12の寺が集まっています。
赤門通りの奥にあるのは 耕春山 宗徳寺。石田三成の次男石田重成の墓があることで知られています。宗徳寺では、定期的に坐禅会を開催しているようなので、興味のある方はインスタグラムを参照して下さいね。
お墓参りをすると、なんとなく心が晴れやかになりませんか? 寺院建築や仏像などの文化財を観賞したり、歴史を探索するのも興味深いですよね。まだ、行かれていない方は、週末はお墓参りに行ってみませんか?
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