【弘前市】6/12に新寺町にある光明山 遍照寺、通称エンマ様で宵宮が開催されていました。
2025年6月12日(木)に、新寺町にある光明山 遍照寺で宵宮が開催されていました。こちらは浄土宗の寺であり、通称エンマ様と呼ばれています。
エンマ様と呼ばれる所以は、寺の境内にエンマ様が祀られている地蔵堂があるからです。
エンマ様(閻魔様)は、仏教において冥府(地獄)の王であり、死者の生前の行いを裁く神様と言われています。地獄の王として恐れられる一方で、地蔵菩薩と習合して信仰の対象にもなっています。隣にいるのは、奪衣婆(だつえば)です。ちょっと怖いイメージがありますね。
こちらは、遍照寺の本堂です。威風堂々としたエンマ様の地蔵堂とは打って変わり、慈悲深い阿弥陀如来を本尊として祀っている本堂は、神聖な空気に包まれていました。
宵宮では、南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)のお札が配布されていました。観音菩薩は、人々を救済する仏様であり、観音菩薩の力によって困難を乗り越え、幸せを招くことができると信じられているそうです。
宵宮は、神社仏閣の歴史を学ぶにも良い機会ですね。弘前市では、真夏に向けて、各寺や神社で宵宮が開催される予定です。詳しくは、2025年度 宵宮祭典出店日程表を参照してください。この機会に、浴衣を着て神社仏閣に足を運んでみませんか?
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