【弘前市】和徳町にある稲荷神社で宵宮が開催されていました。けの汁が振る舞われ、神楽舞も行われました。
2025年6月9日(月)に和徳町にある稲荷神社で宵宮が開催されていました。
和徳町の稲荷神社は、南部氏の庶流である安倍氏が弘和年間(1381〜1384)に築城したとされる和徳城に比定されているそうです。
この地は、「けの汁」という郷土料理の発祥地とされています。 戦国時代の和徳城は小山内氏の居城であり、小山内が落城前に居城で食したという逸話があります。宵宮では、けの汁が参拝客に振る舞われていました。
拝殿前では神事として、美しい伝統衣装に身を包んだ舞人による神楽舞が行われていました。伝統舞踊を鑑賞できるのは滅多にない機会です。
津軽じょんから 和徳城主という日本酒が販売されていました。津軽じょんからは、落ち着いた飲みごごちの、やや淡麗な味わいだそうです。
夕刻から夜にかけて宵宮は賑わいをみせ、稲荷神社を参拝する人々や、出店を楽しむ人々の姿がありました。老若男女問わず、多くの人が楽しめる宵宮は夏の風物詩の一つです。
弘前市では、10月初頭まで各神社や仏閣で宵宮が開催される予定です。詳しくは 2025年度 宵宮祭典出店日程表を参照してください。浴衣を着るのも良いですね!
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