【弘前市】6/7に笹森町にある薬王院で宵宮が開催されていました。薬王院は、津軽二代藩主信政公が建立した天台宗のお寺であり「天台四山」の一つです。
2025年6月7日(土)に、笹森町にある薬王院で宵宮が開催されていました。
薬王院の正式名称は、 岩鬼山叡平寺薬王院です。津軽二代藩主信政公が建立した天台宗のお寺であり「天台四山」の一つです。
ここは、津軽八十八ヶ所観音霊場の第六十番礼所となっています。
本堂の玄関の柱には、狛犬や龍が彫刻されており、珍しく貴重な構造の建築です。
本堂には、弘前市のねぷた絵師聖龍院龍仙さんが手掛けた天井画「龍王加護神之図」があります。襖絵には狛犬が描かれています。廊下に飾られた鐘楼も情緒がありますね。
宵宮では、檀家さんを中心に僧侶による護摩祈祷も行われたようです。祈祷を鑑賞できる機会は貴重ですね。
宵宮としては小規模でしたが、輪投げや射的を楽しむ家族連れや、寺を参詣する人々の姿もあり、初夏の夕刻、薬王院は穏やかな空気に包まれていました。次の宵宮も楽しみですね。弘前市で開催される宵宮の日程は、 2025年度 宵宮祭典出店日程表を参照してください。
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