【弘前市】佐野ぬい追悼展 monochrome、そしてblueが、弘前市立博物館で開催されています。最終日は、5/6です! 終了間近です、お見逃しなく!
佐野ぬい追悼展 monochrome、そしてblueが、開催されています。弘前出身の洋画家・佐野ぬいは、青色を基調とした抽象画を描き、「青の画家」と称されます。
2007年〜2011年には、女子美術大学学長を務めています。2012 年には瑞宝中綬章を受章し、現代の日本を代表する洋画家の 1 人です。2015年に弘前市名誉市民となりました。今回の展覧会は、2023年に逝去した佐野ぬいをしのんだ追悼展です。
抽象画を得意とする佐野ぬいが、絵画の中で最も大事にしてる色は「青」です。 明るく澄んだ青から暗く沈んだ青を基調とし、赤や白や黒のリズミカルなコンポジションが特徴です。
抽象画を中心として、追悼展には風景画も展示されていました。
幼少期より、フランス近代詩に触れて育った佐野ぬいは、1930年代のフランス映画に心酔したそうです。この風景画はフランスの「アンボワーズのお城付近」です。風景画にも薄い青が活きてますね。
こちらは「夜」という作品です。黒を基調として灰色にも似た青が夜を表現しています。
開催場所は、弘前公園内にある弘前市立博物館です。 設計は、近代建築の巨匠ル・コルビュジェの弟子で、日本の建築界をリードした前川國男氏によるものです。博物館内の休憩室からは、弘前公園の松や 未申櫓 (ヒツジサルヤグラ)が見えます。
佐野ぬい追悼展 monochrome、そしてblueは、2025年5月6日(火祝)まで開催されています。まもなく終了となりますので、この機会をお見逃しなく。佐野ぬいの描く「青」を鑑賞してみませんか?
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