【弘前市】お彼岸の季節になりました。西茂森にある禅林街では、先祖供養のためにお寺に足を運ぶ人々の姿がありました。今年の春彼岸は3/17、中日(春分)は3/20、春彼岸明けは3/23となります。

2025年3月17日(月)〜3月23日(日)はお彼岸です。春彼岸は「春分の日」、秋彼岸は「秋分の日」を中心とした前後3日間(合計7日間)がお彼岸として指定されています。春分・秋分の日は、どちらも国民の祝日です。毎年太陽の動きに合わせて国立天文台が定めており、前年の2月1日に政府が発表することで正式に決定するそうです。

お彼岸は、主に「お墓参りやお供えを通してご先祖様を供養する期間」として考えられています。東北の春の訪れは遅く、弘前市内の寺やお墓は、未だ白い雪に埋もれています。お墓参りが出来るのは、もう少し先のようですが、禅林街の寺の境内では、位牌堂に花を手向ける檀家の姿が多くありました。

お彼岸こちらは、長勝寺です。長勝寺は、弘前城の南西、風水でいう裏鬼門の方角にある禅林街の中心的なお寺です。禅林街は、津軽家の菩提寺である長勝寺を最奥に、津軽一円から集められた33もの曹洞宗寺院が整然と並ぶ寺院街です。

お彼岸長勝寺境内にある蒼龍窟です。桜の枝は、まだ蕾のままでした。冬が終わりを告げ、春の訪れが感じられる春分の季節ですが、桜が咲くのは少し先のようです。

お彼岸蒼龍窟の三尊仏です。津軽為信が慶長8(1603)年に岩木山百沢寺大堂の本尊として祭ったものと伝えられています。三体とも寄木造り、胡粉箔仕上げの桃山時代の作と言われています。静かに佇む姿は、神々しいばかりです。

お彼岸禅林街の通りには、可愛らしく寄り添う地蔵の姿がありました。仏像や、地蔵を見て歩くのも楽しいですね。お彼岸の時期には、先祖供養に足を運んだり、お寺を訪問してみてはいかかでしょうか?

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