【弘前市】旧紺屋町消防屯所で、重要無形文化財保持団体指定 津軽塗技術保存会 令和6年度 成果発表会が開催されています。最終日は3/9です。観覧無料です。

津軽塗展示令和7年3月7日(金)〜3月9日(日)10:00〜15:00まで、旧紺屋町消防屯所で、津軽塗技術保存会 令和6年度 成果発表会が開催されています。観覧は、無料です。

津軽塗技術保存会は、津軽塗の品格と技術の向上を図ることを目的とし、平成13年に設立されました。以来、古津軽塗の調査及び技法再現事業を毎年実施しており、平成23年度からは伝承者の育成や研究結果の発表にも取り組んでいます。

津軽塗展示今回の成果発表会では、会員と研修生がこの1年で制作した作品が、展示されています。津軽塗は、津軽を代表する伝統的工芸品です。幾層もの漆が描き出す、独特の模様や色合いが特徴の、美しい漆器です。

津軽塗展示伝統工芸品でありながら、近年では若手による、斬新な絵柄や、現代的なデザインの津軽塗も製作されています。伝統技術の継承が、新しい技術の発見に繋がってゆくといいですね。

津軽塗展津軽塗を制作する為に使用する道具類が展示されていました。奥に飾られている衣装は、消防屯所時代に旧紺屋町消防屯所で使用されていた消防服のようです。

津軽塗展示会場の奥座敷では、津軽塗制作の実演が行われていました。津軽塗の制作は、一人の職人がすべての工程を行うそうです。下地の処理から、模様付け、研ぎ出しを何度も繰り返し仕上げていくそうです。

津軽塗展示会場の旧紺屋町消防屯所は、昭和8年(1933年)頃に建築された建物です。当時は、警察署の派出所も兼ねていたようです。洋風の外観に、火の見櫓(望桜)が印象的な、歴史的建造物です。この機会に、津軽塗技術保存会 令和6年度 成果発表会を鑑賞してみませんか?

旧紺屋町消防屯所はこちら↓

野良猫ワンダラー

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!