【弘前市】米袋がサスティナブルな丈夫で新しいエコバックに!
農家の皆様にはお馴染みの米袋。皆さんも新米の季節になると農家さんからお米をいただいた時や、スーパーや百貨店などでビニールではなく、紙の袋に入っているものを目にしますよね。米袋は大きい物だと30kgにも耐えうる丈夫なものですが、お米を入れる以外には、皆さんはどんな使い方をされているでしょうか?

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もったいないから畳んでとっておいてるという方や、農作物の保存に使っているという方が多いのではないかと思いますが、米袋を使ったエコバック、その名も「米バック(マイバック)」があるのをご存知でしょうか?
制作されていらっしゃるのは、お米農家の石戸谷さん。制作されるようになった経緯を伺いました。「ある時、道の駅で米袋バックを見つけました。米袋でバックは面白いと思いましたが取手の部分が布製になっていて、せっかく米袋で作るなら全てのパーツを米袋にちなんだもので作ってみようと。米農家なので、米袋用のミシンもあったし、ちょっとやってみようという気持ちで始めました。」
ひとつのバックが、2枚の米袋から作られています。一般的に布で作る時は型紙でそれぞれのパーツを切り出してからミシンをかけますが、石戸谷さんは全てフリーハンドで作られています。こちらは制作の7つ道具。「道具を数えてみたら、本当に7個あった!」と笑いながら見せてくださいました。袋のサイズは30kgと10kgの2サイズを加工しています。袋のデザインを見て、完成形をイメージしながらカットの位置を決めているそうで、この日は弘前が誇る日本酒「豊盃」に使われている山田錦の米袋をその場で加工してくださいました。
カットに使うのは定規とカッター。一瞬の内に刃を入れてサイズを決め、強度を高めるために袋を二重にして縁を織り込んでしまうと、すぐにミシンへ。家庭用のガイドがあるミシンとは違い、針を刺す部分だけのシンプルなミシンは上手く袋を運ばないと、にかんでしまいますが、数分で縫い上がってしまいました。
昔は、お米だけでなく砂糖などもこのミシンで封をしていたそうです。取手も米袋の口になっていた紙紐を利用します。切り落とした袋の一部を取っ手のパーツとして切り出し、その中に紙紐を挟んでまたミシンへ。
取手ができたら、袋にハトメで穴を開け、取手をつけると完成します。ひとつのバックを作るのに、米袋が無駄なく使われていました。
出来上がった米バックは、30kgの重さにも耐え得る素材で出来ていますので、ノートパソコンを2台入れても、一升瓶のお酒を3本入れても型崩れしないほど丈夫に!(※空瓶じゃありませんよ!)
石戸谷さんの米バックは、三浦酒造(株)の店頭で販売されています。農業の傍らで制作されており数には限りがありますが、日本全国の米袋を使った世界に一つだけのハンドメイドエコバックです。毎日のお買い物やプレゼントにも、おひとついかがでしょうか。
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