【弘前市】日本で唯一⁉︎週末だけの釣り堀!オニテナガエビのつりぼり
弘前で釣り堀といえば流しそうめんでも有名な”追の沢マス釣り場”ですが、もうひとつ釣り堀があるのをご存知でしょうか。それは日本で唯一養殖に成功したオニテナガエビの釣り堀。オニテナガエビはその名の通り手が長く、手が青色のエビ。主に洋食で使われることが多い食材です。
運営しているのは相馬えび等養殖組合。温泉水を利用して元気に育ったエビが約60,000匹ほど養殖されている巨大な施設です。休日にはオニテナガエビの他にもイワナ、ニジマスも釣ることができる釣り堀として家族連れで賑わうスポットです。
中に入るとイワナやニジマスの生け簀があり、左手に円形状になっているオニテナガエビの釣り堀があります。料金は5匹1,000円。釣竿は1グループ2本まで貸してくれます。
白く見えるのがオニテナガエビです。中には黒色のエビもいますが、これは日光に当たっていると白から黒へと変化するからだそうで、味や品質には違いがありませんのでご安心ください。餌はなく、針をエビの体に引っ掛けて釣りますが、これがなかなか難しいんです。というのもオニテナガエビ達は頭が良いらしく、針を敏感に察知して、長い手で綺麗に払い除けていくからなんです。大人よりも子供が難なく釣り上げていました。
釣り上げたものは向かいにある相馬エビ等養殖施設で唐揚げにしてくれます(有料)。こちらの施設内に大きな養殖の生け簀があり、温泉を利用しているので室温は30度前後に保たれています。自由に見学できるので揚げ上がりを待つ間にぜひ見てみてくださいね。
約10〜15分で完成した唐揚げがこちら(右はイワナ)。頭から尻尾まで味わえますので、この夏のレジャーとしてご家族皆さんで楽しんでみてはいかがでしょうか。